書籍「ウェブアドバイザーとして働く」出版、新しい働き方を応援します (1)
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本書は読者が限定されるため、出版社で本にすることはかないませんでした。そのため、クラウドファンディングで多くの方のご協力もいただきながら、協会独自に書籍化しました。印刷部数が500部と、一般的な書籍の1/10程度のため、定価5,000円(税別)と、価格も高くなってしまいましたが、ウェブサイトから分析ツールのフォーマットがダウンロードできるなど、対象となる読者には大変価値ある内容になっていると思います。
著者 村上 佐央里から
【著者】村上佐央里(むらかみ さおり)
一般社団法人ウェブコンサルタント協会(WebCA)理事
プロフィール
ソフトウェア開発会社にてシステム開発経験を経て、2004年(株)ゴンウェブコンサルティング入社。
ウェブサイト制作から、集客、分析などウェブマーケティング全般を経験。
現在は在宅フリーランスのコンサルタントとして活動するかたわら、(一社)ウェブコンサルタント協会 理事として、ウェブコンサルタント、ウェブアドバイザーの教育に力を入れる。
【著者】権 成俊(ごん なるとし)
一般社団法人 ウェブコンサルタント協会(WebCA) 代表理事
株式会社ゴンウェブコンサルティング代表
プロフィール
一般社団法人 ウェブコンサルタント協会 代表理事、株式会社ゴンウェブコンサルティング代表。 日本のウェブコンサルタントの先駆者として、多くの実績を持つ。
集客など「対症療法としてのウェブ活用」ではなく、自社の提供する価値から見直す「根本治療としてのウェブ活用」を提案。
本質的なウェブ活用の視点を広めるために、教育に注力。
[著書]
ウェブアドバイザーとは
ウェブアドバイザーは小企業のウェブ活用全般について、アドバイスをする仕事です。
ウェブサイトやソーシャルメディアなどの制作、運用はもちろんのこと、消費者目線で商品、サービスやお店の印象についてもアドバイスを行い、「選ばれるお店」作りをお手伝いします。
小企業、零細企業のためのウェブ相談役
飲食店、美容室、歯科医など、近隣の方がお客様になるような商圏の狭い業種でも、ウェブ活用は重要になりました。しかし、大きな企業とはやることが異なります。ローカルビジネスでは商圏が限定されるので、大企業よりも競争が激しくありません。また、店舗でのリアルなコミュニケーションも出来ますから、大企業のように、自社のサービスを事細かにウェブサイトで表現する必要はありません。
その分、重要になるのは店舗でも伝わりづらい情報や、リアルタイムの情報です。たとえば飲食店なら、お店や商品、サービスの特徴、強みを伝えること、ソーシャルメディアを活用して、リアルタイムに日替わりメニューの紹介をしたリ、お店の混雑状況を伝えたりすることです。
しかし、多くの飲食店は、それさえも出来ていません。その理由は、ウェブの技術に疎いこと、忙しくて手が回らないこと。そして、最も大きな問題は、自分では自分たちの強みが分からない、ということです。
それをお手伝いするのがウェブアドバイザーです。第三者目線、素人目線で意見を伝え、客観的な調査を行い、お店の価値や強みを引き出すこと。その上で、ウェブの技術を使ってそれを伝えるお手伝いをするのがウェブアドバイザーの仕事です。
ウェブアドバイザーには資格が必要?
ウェブアドバイザーという名称は、一般社団法人 ウェブコンサルタント協会が提唱しているものです。ウェブコンサルタントと同じく、職種を指していますが、特に当社の認定する資格を取得した方を認定ウェブアドバイザーと呼んでいます。認定されなくても似たような仕事は可能ですが、お客様の信頼を得るために、一定水準の知識や能力があることを協会が認定しています。協会は支援を求めるお客様に、有資格者をご紹介し、またウェブアドバイザーの業務上の課題解決を支援します。
ウェブディレクターやウェブデザイナーのようなウェブの専門家であれば、ウェブアドバイザーの代わりに同じことが出来そうにも思えます。たしかに、ウェブサイトを作ったり、更新したり、SNSに投稿することは出来ますが、重要なのはその内容です。ウェブサイト制作の正しい手順には、最初に戦略立案というステップがあります。しかし多くの制作会社は、お客様のビジネスの支援をする機能は持っておらず、お客様の言うとおりにサイトを作ります。しかし、お客様も感覚的にサイトをイメージして指示をしているだけで、消費者がどんな情報を求めているのか、という正しい知識や考え方を持っているわけではありません。そこで、ウェブアドバイザーが競合調査や、自社の強みを深堀し、AB3Cフレームワークで戦略をまとめることで、サイトの正しいゴールを提案します。ウェブディレクターやウェブデザイナーが調査、分析やAB3Cについて学習すれば、ビジネスに関する知識を補完できるのでお勧めです。
ゆくゆくは地域のウェブ活用を担うプロデューサーに
ウェブアドバイザーの仕事の特徴として、地元の商店など、狭い範囲に特化してウェブ活用を支援するということがあります。地元で数件の実績を作れば、周囲の他のお店にも関心を持ってもらうことができ、同じエリアでたくさんのお店を支援するチャンスが得られるでしょう。そうなれば、商店街全体のウェブサイトの構築など、地域活性化にもつなげられます。街の特徴、住んでいる人の特徴を理解して、街全体をプロデュースしましょう。
監修者 権 成俊から
ウェブアドバイザーという仕事は、ウェブを活用したい小企業と、在宅で働きたい方の双方にとって良い仕組みです。大きなスケールで見れば、日本の経済の大きな課題である、社会全体の生産性の改善にもつながります。コロナによって、数年かかるイノベーションが一気に進んだ事例が多く見受けられます。ウェブアドバイザーについても、まさにいまこそ活躍すべき時です。本書をきっかけに、多くの方にチャレンジしていただきたいと願っています。
ウェブアドバイザーの市場見込み
ウェブアドバイザーを求める事業者は全国で数十万事業者、それを支えるウェブアドバイザーは数万人の規模で必要になると予想されます。
全国に数万人必要
ウェブアドバイザーは本来すべての事業者に必要な外部の専門家です。全国でどのくらいの事業者が必要としているかを考えるには、税理士の市場が参考になります。毎月1回訪問し、3万円から5万円程度の報酬をいただく、という点では税理士と似ています。税理士の場合、現在実際に仕事をしている人数が約7万人と言われ、一人で20社程度の顧客を抱えているようです。ウェブアドバイザーの場合はもう少し手間がかかりますので、一人で抱えられる数ももう少し少ない見込みですが、半分と考えても、全国で同じく数万人から十数万人程度は必要になると考えられます。
飲食店のネット活用が急激に進んでいる
自社のウェブサイトを作るのはもちろんのこと、LINEなどのソーシャルメディアを使った情報発信、Googleマイビジネスへの登録など、やることはたくさんあります。
また、ネットからの集客のために、食べログやぐるなび、ホットペッパーのような紹介サイトに有料登録している場合が多いです。その場合、登録内容によって差はありますが、お店側は紹介サイトに毎月3万円~10万円くらいの契約費用を支払っています。紹介サイトへの登録費用の代わりに、コストパフォーマンスも良く、成果にも貢献しやすいウェブアドバイザーと契約していただくのが理想的ではないかと考えます。
在宅ワークの代表として期待
コロナ禍の中で注目された在宅ワーク。コロナの脅威が去っても、在宅ワークはこれからのスタンダードになっていくと言われています。ウェブアドバイザーは典型的な在宅ワークです。これまで主婦の在宅ワークと言うと、時給にするとパート以下の収入しか得られないものがほとんどでした。ウェブアドバイザーは、市場の急激な成長、それに対して支援できる人数がごくわずかであること、そしてお客様の収益に大きく貢献できる可能性があることから、在宅ワークでありながら、フルタイム勤務に近い時給が得られると期待されます(収入の総額については働く時間、それに応じた契約数によります)。
初級と上級の違い
初級ウェブアドバイザーは、非会員でも取得できます。一週間程度で取得できます。
上級ウェブアドバイザーを取得できるのは会員のみです。取得までに3か月程度かかります。
初級ウェブアドバイザーは、「お客様のウェブサイトを支援するための知識がある」ということを認定する資格です。この資格を取得するためには、簡単なサイト制作と、Googleマイビジネスの登録方法を習得する必要があります。また、AB3Cについて、概要を学習していただく必要があります。しかし、AB3Cは身に着けるまでに時間がかかります。そのため、まずは知識としてAB3Cについて理解し、「この仕事では戦略が必要だな」と思った時には、上級以上の資格を持つ他の専門家の支援を受けることをお勧めしています。
上級ウェブアドバイザーは、「お客様のサイトを支援する能力がある」ということを認定する資格です。初級の学習内容に加えて、AB3Cについても自身で立案が出来る、ということの認定資格です。AB3C道場に7回以上参加すること、またその裏付けとなる競合調査について学ぶこと、さらには自社と競合他社を戦略キャンバスで比較することが出来るようになれば認定されます。
初級は最短2日で取得可能
初級ウェブアドバイザーが支援するのは、飲食店や歯科医院、美容院など個人事業主です。簡易なウェブサイトやGoogleの無料サービスなどを活用してウェブ活用の支援ができます。収入面では、例えば1店舗当たり毎月3万円から5万円の契約。一人で3店舗~5店舗の契約を持てば、毎月9万~25万円の収入になります。
初級講座
初級講座は「AB3C道場」2回、「Googleマイビジネス」、「Strikinglyを使ったサイト制作」基礎的な事を学んでいきます。
Googleマイビジネス
Strikingly
上級は最短3か月程度で取得可能
上級ウェブアドバイザーが支援するのは、中小企業です。ウェブサイトの運用と、戦略的な視点からのアドバイスをします。収入面では、例えば1店舗当たり毎月6万円から8万円の契約。一人で3店舗~5店舗の契約を持てば、毎月18万~40万円の収入になります。
上級講座
上級講座は初級資格を取得していることが条件となり、「AB3C道場」3回、「競合調査」、「戦略キャンパス」実践的な事を学んでいきます。
「購入者特典」キャンペーン
購入者特典 ①
購入すると書式のダウンロードができます
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レビューコンテスト
9月末までにAmazonにレビューを投稿してください。
無理に褒めていただかなくても、率直なご意見、ご感想をいただければ結構です。すべてのレビューが他の読者の参考になります。投稿していただいた方全員に、さらにAB3Cについて深く学べるセミナー動画をプレゼントします。
対象者
2020年7月22日から2020年9月30日まで
応募方法
レビューを書いていただいた後、レビューのURLを事務局あてにお知らせください。Facebookでもメールでも結構です。
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AB3C道場とは
一般社団法人ウェブコンサルタント協会(WebCA)のプログラムの中で、もっとも重要なグループワークです。「選ばれる理由」を導き出すAB3C分析を実際のクライアント企業を事例にグループでディスカッションします。コンサルタントになるために最も重要なのは経験です。
戦略策定の流れを体験し、事例を積み上げることで、事業環境や業種、規模による戦略の違いを直感的につかみます。
詳しくはAB3C特設サイトをご覧ください。
購入者特典 ③
10/3(土)WCANご参加者の方限定レビューコンテンスト
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対象期間
2020年10月3日から2020年10月31日まで
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