第4回 ネット調査と分析
「お客様が求めているのはこんなことだろう。競合よりは自社の方が機能が良いだろう。」
重要な要素をイメージや過去の情報で定義していませんか。AB3Cは事業戦略を整理したり、見直したりするためのものです。会社にとって重大な決断につながるわけですから、みんなが納得するだけのしっかりとした根拠が必要です。売上を大きく変えるには、調査分析を踏まえた大きな提案が重要です。
お客様が求める価値のバリエーションを知るユーザーモデル分析。市場はどのくらいで、どのようなセグメントに分けることができるのか。各昨今のデザイン思考の考え方でもある、より直感的で、ローコストで実践できるネット調査法の概要をご紹介します。
内容詳細
事例紹介(1)糸魚川翡翠工房こたき様
糸魚川翡翠市場のデータが見当たらず、中国の翡翠市場からフェルミ推定。
さらにYahoo!知恵袋から「糸魚川翡翠」を含む投稿を抽出し、どんなニーズがあるかを具体的に調べることで、定量化できない「想い」や「行動」を分析した。
事例紹介(2)近江牛.com様
アナリティクスの検索キーワードから同様なキーワードをグループ化。CV率が高いキーワードグループを導き出し、ターゲットの検討材料にした。
楽天などモール店舗間における競争激化が生じ、自社サイトのリニューアルを決意。
それまでのターゲットが広すぎる売り方から、ターゲットを絞り込んだ戦略をつくることでマッチするユーザーを獲得し、価格競争からの脱却を実現。
受講後の宿題
- 自社の顧客になりうる検索キーワードをグループ化してみよう。
- 競合をリストアップし、コンテンツ比較表を作ってみよう。
講師
一般社団法人ウェブコンサルタント協会 代表理事
権 成俊
動画時間
79分(※倍速再生可能です。)
受講費用
会員無料
視聴可能期間
会員である限り視聴可能。