第3回 AB3Cで戦略を表現する
内容詳細
市場の成熟度合いによって異なるAB3C
自社が成長曲線のどこにいるかによって打つ手が変わる。
- 成長期のAB3Cは絞り込み
- 衰退期のAB3Cは価値づくり
事例紹介(1)小島屋様
楽天などモール店舗間における競争激化が生じ、自社サイトのリニューアルを決意。
それまでのターゲットが広すぎる売り方から、ターゲットを絞り込んだ戦略をつくることでマッチするユーザーを獲得し、価格競争からの脱却を実現。
戦略作り
お客様を一緒くたにして考えると、求める価値が多すぎる。
その分、競合もさまざま、範囲が広がりすぎる。
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求める価値毎にお客様を分けて考える。
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求める価値毎にお客様を分けた上で、各AB3Cについて考える。
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バー・レストラン等の仕入れユーザーに絞り込んで考えると、求める価値が絞られ、競合も絞られ、戦略が成立しやすくなる。
事例紹介(2)小林大伸堂様
福井県鯖江市の老舗開運印鑑屋小林大伸堂様。
デジタル化が進み、道具としての印鑑の価値が不要になってくる環境変化に対応するためAB3Cを見直す。
「名前に込めた想いをカタチ(印)にすること」を新たな事業領域として定義。
印鑑ではなくても、「名前」・「想い」・「印」が重なる領域での新商品・新サービス開発を検討することになった。
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第1弾の新商品は、名前に込めた想いを桐箱に刻んだ桐箱。この中に大切な思い出の品を入れ、お子さんやお孫さんが大きくなった時、タイムカプセルとして贈るオンリーワンギフト。
旅立つ息子や嫁ぐ娘への記念品にも。
受講後の宿題
- あなたの価値をより抽象化した場合、どのような異業種競合が考えられますか?
- AB3Cノートを持ち歩いて、誰かのAB3Cを書いてみよう。
講師
一般社団法人ウェブコンサルタント協会 代表理事
権 成俊
動画時間
82分(※倍速再生可能です。)
受講費用
会員無料
視聴可能期間
会員である限り視聴可能。